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建国記念の日とは?
毎年2月11日は、日本の建国記念の日になります。第3○曜日関係なく毎年この日が祝日となります。🎌明治時代には、紀元節(きげんせつ)と呼ばれ神武天皇が即位したとされる日を新暦に計算し直した日が2月11日になります。(もちろん、計算方法などや史料が不足していることなどが月日を特定するのが困難だった。)
「建国記念の日」おめでとうございます!
— ケント・ギルバート (@KentGilbert01) February 11, 2022
(映像提供:はてな) pic.twitter.com/wjACSyCg8x
皇紀の数え方は、西暦に660を足すだけなので、分かりやすいと思います。(因みに皇紀というのは、神武天皇が天皇として即位した年を起源とする暦のこと)
建国記念の日の起源は?
ヤタガラスは、サッカー日本代表のロゴマークとして皆さんもご存知だと思います。後述しますが、ヤタガラスは勝利に導いたことから、それにあやかってロゴとして使っています。
前述の通り、この日は神武天皇が大和国(現奈良県)で初代天皇として即位した日として認知されています。
「古事記」・「日本書紀」によると、日向国(現宮崎県)から遠征軍を派遣し、白肩津(現大阪市付近)で奈良盆地一帯に戦力を持っていたナガスネヒコ(長髄彦)と戦いになり、神武天皇の兄も戦死してしまうほど大敗を喫してしまいます。
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この戦いは西側から攻めたのが良くないのでは?という献策があり、それに従い熊野(現和歌山県)から上陸しました。熊野を平定する間に一悶着あるものの、これを乗り越えます。いざ、熊野から奈良へ攻めようとするも交通の難所で中々進軍するのにも苦労した遠征軍。しかし、上記の写真に掲載した八咫烏(ヤタガラス)を案内役としてなんとか進軍してナガスネヒコら現地の豪族と激闘を繰り広げ、これらを退けました。そして、大和国橿原(現:奈良県橿原市)で即位式を行い、正式に神武天皇として日本の統治しました。
筆者の考え
建国記念の日をきっかけに日本がどのように建国されたか調べてみるのも面白いと思います。そして、日本人が海外に出て恥ずかしくないように、最低限の知識(日本史や日本神話など)を勉強する機会として建国記念の日があると思えば、充実した一日になるのではないかと考えます。
参考資料
天皇の国史 竹田恒泰著
https://chouseisan.com/l/post-56170/