鬼滅の刃（遊郭編）と遊郭の歴史

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遊郭編のストーリー

　2021年12月5日(日）より放送開始された、遊郭編。そして、2022/02/13（日）に最終回（11話）が放送されました。

遊郭編は漫画単行本の8巻・9巻・10巻・11巻で読むことができます。

70話～97話までの28話構成で、鬼滅の刃でも大ボリュームの長い章として描かれました。

https://azalife.blog/yuukaku/

より引用

　ストーリーをサクッと解説します。今回の任務では、吉原遊郭に鬼がいるとして、音柱宇髄天元を筆頭にかまぼこ隊が潜入捜査をしました。そこで、上弦の陸・堕姫、妓夫太郎兄妹と遭遇し激闘を繰り広げます。

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吉原遊郭の歴史

　吉原遊郭の歴史は、江戸時代初期にまで遡ります。1617年に幕府公認の遊郭として藁屋町（現日本橋人形町付近）に誕生するものの、明暦の大火（1657年）により、現在の場所に移転しました。幕府が遊郭街を一括管理することで、

治安維持や風俗の維持
税金徴収のため

等メリットがありました。

　治安維持だけではなく、文化の発信地として老若男女の憧れの地でした。参勤交代や出稼ぎ労働などで地方から様々な人々が吉原を訪れ、故郷に帰った時に「吉原は派手だった！」と自慢げに話していたかもしれません。また、女性も遊女の服装や髪型を真似をし、積極的に取り入れていました。芝居と並ぶ文化発信地でした。

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時代は下り明治時代になると、西洋の人権等の考えが入ってきたのか規模は縮小されるものの、きらびやかな街であることには変わりません。写真も残っているので、調べてみるのも面白いと思います。戦後の1958年の売春防止法施行に伴って、吉原遊郭は廃止されました。

大正期の花魁。

①かつて吉原遊郭への入口だった「吉原大門」の交差点
②吉原・仲ノ町通り
③吉原遊郭の帰りの客がこの場所で後ろ髪を引かれる思いで遊郭を振り返ったという話「見返り柳」史跡
④遊女たちも足しげく通った「吉原神社」 pic.twitter.com/RaLjhEtch2
— きりぼー🍀 (@kiribo0111) February 13, 2022