持続可能な農業 菌根菌

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菌根菌とは?

菌根菌は植物の根に共生して生育する微生物の総称です。菌根菌は土壌中の養分を吸収して植物に供給し、その一方で植物が光合成によって生成した物質を受け取ることで生育しています。

https://www.kaku-ichi.co.jp/media/crop/microorganism/arbuscular-mycorrhizal-fungus 

より引用

 今朝(2022/08/30)のモーサテ(モーニングサテライト)の特集で、菌根菌について取り上げられていました。番組内では、この菌を使うことで農薬の量を減らしつつ、農作物を効率良く収穫すると伝えられていました。

 

https://twitter.com/DvRiD8f52XatGLr/status/1563075420336992257?t=hrluXr-t2uhjaP-cN56meQ&s=19 より引用

 

 

メリット

①リン酸などの養分吸収アップ

菌根菌は、作物の根が届かない領域にあるリン酸などの養分を効率よく吸収し、作物全体の生育を促進します。有限資源であるリン酸肥料の節約にも有効です。

 

②水分の輸送機能アップ

菌根菌によって土壌水分の吸収範囲が広がるので、作物の乾燥ストレスへの抵抗性が高まります。

 

③病害虫に対する抵抗性アップ

養水分の吸収率向上などによって作物の免疫力が高まり、病害虫による被害が軽減されます。農薬の散布回数を減らすことも可能です。

https://shisetsuengei.com/news-column/growth-up/growth-up-072/ より引用

 

ただ、使い方次第で菌根類の発育を阻害したり、菌根類が苦手な作物があるので注意することが大切であると色々調べて知ることができました。

 

 

まとめ

農薬や化学肥料だけに頼らない新しい技術が出てきたことは、筆者自身知りませんでした。(ここ数年出てきた技術)植物や菌の力を引き出させるような技術を開発して、効率良く収穫する(稼ぐことが出来る)ことが出来れば食料自給率も上がるでしょう。(リンなどの資源の輸入量も減る)この技術を輸出すれば世界で餓死する人々も減り、安定的に食料を確保出来るのではないでしょうか。

 

参考資料

モーニングサテライト

https://shisetsuengei.com/news-column/growth-up/growth-up-072/

https://www.kaku-ichi.co.jp/media/crop/microorganism/arbuscular-mycorrhizal-fungus

 

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