ヨウコ（ガルパンの継続高校の新キャラ）のモデルとは？

ヨウコとは？

https://girls-und-panzer-finale.jp/chara/youko/　より引用

継続高校の「白い魔女」と呼ばれる狙撃手。2回戦では、サンダースのフラッグ車を遠距離から仕留めた。寡黙で真面目な性格。ちょっとだけ融通がきかないところがあるらしい（ミカ談）。

同じく　https://girls-und-panzer-finale.jp/chara/youko/　より引用

ヨウコ

 

　しかも、無限軌道杯準決勝の大洗戦では、チームのエースとして大活躍しているあんこうチームを撃破するなどの活躍をしています。しかし、本人の表情を見る限りだとフラッグ車を狙っていたようです。

 

ヨウコはミカから白い魔女と呼ばれ、これはシモ・ヘイヘの白い死神からもじったのでは？と筆者は推測しています。

 

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ヨウコのモデルとは？

　公式には発表されている訳ではありません（本稿執筆時点では）が、ファンの間では、冬戦争で活躍したシモ・ヘイヘではないかと囁かれています。

 

公式さんで発表されたので寝かせていたヨウコさんを。

狙撃手シモ・ヘイヘっぽいのは勝手な想像です💦

#ガルパン #継続高校 #ヨウコ #garupan #白い魔女 pic.twitter.com/HVyuGE1F7V

— tsukumi (@tsu_ku_mi) April 8, 2021

シモ・ヘイヘとは？

シモ・ヘイヘ（1905〜2002)

 

 

【私が影響を受けた「あの人」】シモ・ヘイヘ：フィンランドの軍人。フィンランドとソビエト連邦の間で起こった冬戦争では、ソビエト赤軍から“白い死神”と呼ばれ、恐れられたスナイパー。 pic.twitter.com/8oBKpx6YtG

— 吉之助Works🗾守屋吉之助🌈Healing artist (@Kichinosuke2021) January 27, 2022

 

　スナイパーとしては世界最多記録の542人を射殺する偉業？を成し遂げています。その記録は今尚破られていないそうです。（執筆時点2022/02/04）

 

彼は、フィンランドのラウトヤルヴィで生まれ、農家兼猟師として活動していました。フィンランドの兵役義務により徴兵され、士官学校をえて兵長として兵役期間を過ごします。その後は予備役として、民間防衛隊に入隊しました。

• 1分間で16発もの的に当てる→彼の使用していた銃は、モシン・ナガンという銃でソ連製のボルトアクションライフルです。しかも、装填数は5発で16発を発砲するには3回装填する必要があるためその時間もあるので相当な連射速度になります。
• 彼の部屋には射撃大会で手に入れたトロフィーが溢れていた

彼の狙撃手としての才能を発揮する戦争が起きます。それが1939〜40年に起きた冬戦争（ソ連との戦争）です。

彼が担当した場所はコッラー川周辺で故郷付近だったため、土地勘もあり、それも有利に働きました。ヘイヘの上官は、モロッコの恐怖と呼ばれたユーティライネン中尉で、ヘイヘの能力を買って狙撃兵として独立して活動を認めました。コッラー川の戦い時におけるヘイヘの活躍は、公式確認成果は542人と世界最多記録として知られています。ですが、あくまで確認した成果であり、非公式な記録も含めるとそれ以上なのでは？といわれています。

• ヘイヘの必殺射程距離は300mで、この距離ならほぼ確実に頭部を撃ち抜くことができた。また、450mから敵を撃ったこともあるそうだ。
• モシン・ナガンはスコープを装着可能だったが、スコープによる反射や、猟師として培った態勢を崩したくは無かったそうでスコープを装着しないで、狙撃していた。
• また、真意は不明ですが、戦車の砲塔を狙撃して内側から爆発させた。ただ、戦車長を狙撃をし、火炎瓶で戦車を爆破させたことから、尾びれがつき、このような話になったのでは？と筆者は考えている。
• 上記の記録は、サブマシンガンによる射撃も含まれ、ソ連兵が大挙して攻めてきた時は、サブマシンガンで敵を一掃する。

などなど、ヘイヘは傍から見ると異常な活躍をしました。当然ソ連側も警戒され、カウンタースナイパーや砲撃など様々な方法でヘイヘの殺害を試みるも逆にそれらを撃破する一進一退の戦局になりました。ソ連側は、ヘイヘを白い死神（белая смерть）・彼が活躍した地は殺戮の丘と言われ、恐れられています。

しかし、終戦間際の3月6日の戦闘で「顔の半分が無くなっていた」といわれるほどの重傷を負うも、冬戦争終結してから1週間後に意識を回復させました。

その後に起きた継続戦争でも従軍を希望するも、怪我の手術が度重なり従軍出来ませんでした。戦後は、猟師兼ブリーダーとして余生を過ごします。

後のインタビューでは、狙撃の腕はどのように向上させたかという質問にはただ「習熟だ。」、人を殺めたことに対してどのように考えているかという質問には、「やれと言われたことを、可能なかぎり実行したまでだ。」と答えています。

 

参考資料

https://life4health.info/archives/3475

https://rekisiru.com/14465/2

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A2%E3%83%BB%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%98