大洗町の課題とこれから

Contents

大洗町とは?

茨城県の海岸線のほぼ中央に位置する港町で、茨城港大洗港区(旧・大洗港)を有する。苫小牧港との間に定期フェリーが就航しており、首都圏と北海道を結ぶ海上交通の結節点である。

農業や沿岸漁業も盛んで、アンコウ・シラス・ハマグリ・紅あずま等の農水産物や、その加工品が特産物。また、東海村と並んで多くの原子力関連施設が立地する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B4%97%E7%94%BA より引用

 

筆者が考える課題

 

  • ガールズ&パンツァーの舞台(聖地)として観光客が訪れているが、シャッターが閉まっている店舗が多い。
  • 鹿島臨海鉄道の路線が単線のため、電車の本数が少ない。また、SuicaなどのICカードが使えないため、(筆者の経験から)水戸駅から直接乗り合わせができず、改札を一度出て切符を購入する必要があるのが不便。

 

  • 小さな港町だから仕方のない部分があるが、一次産業や一次産業に付随する加工産業がメインの産業であること。



 

筆者が考える解決策

 

  • 鹿島臨海鉄道の複線化(複々線化)。Suicaなどのキャッシュレス化をすれば、水戸大洗間の移動が便利になるのに…。と感じるので、ICカードを導入してほしいです。大洗港も付近にあるので、貨物駅を建設できれば常磐自動車道だけに頼らずに各地に出荷物を輸送できるのではないでしょうか?鹿島臨港線を大洗港付近まで伸ばすのもありかも。

稼働できる車両が増えることで、電車で訪問する人が増えるはず。訪問者が増えれば、それだけ消費も増えるので長期的に元を取れるはず。2023/05/18現在、新型コロナの分類が2類から5類になったことでなおさら旅行者や訪問者が増えるので設備投資を図るべき。

SuicaなどのICカードが導入しないとのことでしたが、筆者は導入するべきと考えている。

理由は、

 電車で大洗へ行くことが多いと想定されるのが、水戸から常磐線などで鹿島臨海鉄道に乗り換えて行く人が多いと仮定すると、一度改札を出て、切符をわざわざ買わなければいけないので不便。鹿島臨海鉄道からJRへ直接乗り換えも可能だと思われるが、最寄り駅で切符を有人改札で見せるのが面倒。(主観的な感想だが)

キャッシュレス化を進めることで、小銭などの管理費やお土産などの手荷物を多く持っていたとしても、出入りが楽になるから。

 

  • 空き家対策として、シェアハウス・自転車の駐輪スペース・また既存店の定休日をバラバラにして、訪問者を飽きさせないように一工夫するべき。

シェアハウスは、仕事の都合や家族の都合などで会社の付近や実家付近に暮らしているけど、大洗にも滞在(住みたい)したい人にも開放されるのでメリットはあるはず。2拠点生活型シェアハウスを町は積極的に支援するべき。また、コンセプト型シェアハウスをいくつか参入することができれば、大洗町で暮らしたい人たちの需要にも柔軟に対応できるのではないだろうか?

 例えば、

 仕事の休日に大洗で生活したい人に対応できるように、この人は何曜日に訪問するという契約をする。借款として、レイアウトは、本人が行う。管理者が私物を部屋まで持ち運びをする関係上、必要最小限の荷物のみ持ち込み可とする。それを、1週間で部屋数めいいっぱいまですれば、十分元は取れるだろう。

若い世代に来やすいように、ばえるようなレイアウトを取り入れた拠点を作る。空き家の特徴を生かしたレイアウトでもいいのでは?

 

  • どの地方都市にも当てはまるかもしれないが、高齢化が進んでいるので若い男女が出会いの場を自治体が設けるべき。

例えば、空き家を使って、合コンを行って実際に模擬デートをするのはいかがか?実際に、価値観が合えば、本格的にお付き合い・結婚に繋げてもらう。もちろん、子供を産むか産まないかは個人の自由だが、日本は婚姻関係のある人が圧倒的に子供を持つことが多いので。

実際の運営者は、実績のある民間企業が行えばいいと思う。料金は、大洗に暮らせば(先程のシェアハウスも可)無料に、その他は相場に合わせた料金プランにする。

 

  • 産業として、一次産業やそれを加工する産業がメインなのでキツイ…。大洗は、付近に原発施設があるので、それを生かした産業を新たに創出すべき。

例えば、原発施設のメンテナンスに必要な資材を生産する拠点や、廃棄される原子力をリサイクルできる技術を持つ企業を誘致するべき。そして、社宅などを建設して人口を増やす方法があるのではないだろうか。

 

  • 各お店はもっと、キャッシュレス決済を導入するべき。

筆者自身の個人的な経験からであるが、商店街を訪れて買い物をする時に、現金決済のみのお店で手持ちの現金が1万円札や持ち合わせが無かったことがあり、欲しかった商品を買うことが出来なかったことがあった…。しかも今年(2023年)の8月からはPayPay決済が改悪(PayPayカード以外のクレジットカードと連結させる)されたこともあり、現金・PayPay以外の決済方法を導入してほしいと感じている。町はキャッシュレス決済を導入する店舗などに補助金を出すよう努めてほしい。

 

  • 大洗〜苫小牧間を通るさんふらわあを生かした設備を建設すべき

 北海道からの観光客やビジネスマンなどが、船の出発時間までの待機時間を有効活用できるよう、食事処・お土産店・観光情報等々を新たに新設するのはいかがか?このようなスポットが無いわけではないが、営業時間が短いこともあり、夜に寄港した場合に寄る場所がない可能性があるのではないか。大洗港付近にある店舗などは可能な限り、さんふらわあの始発前後〜終電前後まで営業すれば、安心して大洗町を回遊できると筆者は考える。

 



 

まとめ

 筆者が大洗を訪れるきっかけになったのは、ガールズ&パンツァーの聖地巡礼でした。町の人の優しさに触れ、大洗が好きになりました。別の場所に生活の拠点がある人がほとんどだと思うので、気軽に滞在、2拠点生活できる環境を大洗町が整えてくれることを期待して筆を置きます。

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Follow me!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PAGE TOP