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物流業界について
物流の大動脈を担う陸運・海運
陸運・海運業界は「人」あるいは「物」を、「陸」「海」「空」のいずれかを通り、「鉄道」「自動車(トラック)」「船」「飛行機」のいずれかで運ぶ分野。物流業界は、さまざまな「物」を、「保管」「仕分け」「輸送」する分野。
より引用
課題
- 働き方改革関連法改正で年間残業の上限が960時間に制限
- 若手社員の減少や社員の高齢化による人材不足
- その結果、一人ひとりの運転士が増える割には手取りが増えない
- ただでさえ、少ない人員で回していたのにも関わらず、残業時間を制限すると、一人ひとりの負荷が大きくなる
情勢
ここ数年、ドローンによる荷物の配達や、AIを用いてルート検索をして業務効率を上げているそうです。また、長距離トラックによる運送では、自動運転で荷物を運ぶ実証実験を行っているそうです。
筆者が考えた解決策
- トラックで運ばれた荷物を倉庫に持ち運ぶ時、倉庫の駐車場で荷物を仕分ける。その際、AI(人工知能技術)で、送られてきた情報を元に自動で仕分けられるようにする。既に自動仕分け機が実働されているそうで、それをさらに大掛かりかつ、室外で行えるようにする。そうすれば運転手の身体的な負担も減り、生産性も上がると思われる。
https://www.teraokaseiko.com/jp/l/logistics/products/meter/sorting-system/ より引用
- 宅配業者が再配達をしなくてもいいように、荷物保管サービスを充実するべき。例えば、複数の業者が合同で出資して、宅配ボックスの設置に向けた投資を行う。もしくは、不在の場合は何処に荷物を保存するか注文する際に知らせておく。
出先に近い拠点で受け取るようにする。
コンビニエンスストアの宅配ボックスに荷物を
保管する。
- 利用者・事業者共に、適正価格での取引に向けた啓蒙活動や情報共有を行う。事業者がどのくらいのコストで荷物を運ぶかを発注時に公開することで、相互理解ができるのではないだろうか。
- なるべく、地産地消を意識することでトラックの行き来の回数や荷物の量を減らせるように工夫する。
- 長距離を輸送する際に、会社関係なく一緒くたに運ぶのはどうだろうか。同じ行き先・同じような商品を輸送する時に、まとめて運ぶことで運送費の削減や二酸化炭素排出量も減らすことが出来ると見込まれる。
参考資料
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/sp/contents/column/20220428_2024-issue.html
logi.com/series/basiclogi/2024problems/
「荷待ち」時間削減、荷主に義務化 2024年問題で政府:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA011UH0R00C23A6000000/
新東名に自動運転レーン 物流の人手不足に対応:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69761840R30C23A3MM8000/
新東名に自動運転レーン 物流の人手不足に対応:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69761840R30C23A3MM8000/
動く物流版ダイナミックプライシング 2024年問題に一石:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC160EG0W3A110C2000000/